幸せの黄色い… [花のコト]
「ハンカチ」じゃなくて、モッコウバラ（木香薔薇）です。
今年も、咲いてくれました。
十年くらい前に、ホームセンターの見切り品だったのを買って…
フェンス際の狭い場所に植えたものが、今はフェンスを覆ってしまいました。
たいした世話もしないまま…放任主義の我が家の庭で、生き残った生命力。
いまだに健在で、伸びる…伸びる…剪定するのが忙しいです。
花言葉は…「純潔」「あなたにふわさしい人」「初恋」「幼い頃の幸せな時間」
う～ん、どれも花のイメージとは違う気がするなぁ…
「純潔」…最近、聞かない言葉ですね。オジさん…淋しいです。
「あなたにふわさしい人」…懸命に捜しました…結果、たぶん妻です。いや…だといいな。
「破鍋に綴蓋」とか言わないように…
「初恋」…言葉の意味さえ忘れてしまった。
目に青葉、山ホトトギス…あっ、あれは「鯉」じゃなく「初鰹」か？
「幼い頃の幸せな時間」…今思うと、きっと、幸せだったんだろうね。
あの頃は、そう思ってなかったけど…
くだらない考えから目を覚まさせるように…
五月の光を吸い込んで、いっそう鮮やかに黄色く輝いてます。
そうそう…「幸せの黄色いハンカチ」いい映画でしたね。
映画を見た後で、まだ少年だった自分は、将来は「高倉健」になろうと誓ったんです。
もちろん、夢は叶わなかったけど…
「もし、まだ1人暮らしで待っててくれるなら…
黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ、それが目印だ、
もしそれが下がってなかったら俺はそのまま引返して、
2度と夕張には現れないから…」
映画のラストシーンではためいていた「黄色いハンカチ」…
何回見ても…泣けます。（決してトシのせいで涙もろくなったからではない）
もしも映画のように、いろいろと事情があって…
この家に帰ってくることになったら？絶対に五月にしよう！
妻は、きとハンカチなんかさげてくれないだろうから
ハンカチとモッコウバラを間違えたフリして…強引に家に帰るのだ。
夢や理想には遠く届かなかったけど…
モッコウバラのように、たくましく生きている自分です。
今日も訪ねてくれてありがとうございます。
ふさわしい人をさがしているあなた
明日は、待っている誰かのところへ帰れますように…
おやすみなさい
>幸せの黄色いハンカチ
武田鉄矢さんと桃井かおりさんが、個性的な役柄で健さんの硬派な演技を際立たせてくれていて良かったです。本当に何度見ても泣かせてくれます。
それと個人的には「遥かなる山の呼び声」の最後の列車の中のシーン、ハナ肇さんのセリフと倍賞さんのハンカチを健さんに渡すシーンも泣けて泣けてしょうがないです（笑）
by ちょんまげ侍金四郎 (2010-05-10 09:24)
もっこうばら あっしんちの近所でもよく目にしやすが
これほどみっしり見事に花をつけてるのは初めてでやす♪
by ぼんぼちぼちぼち (2010-05-10 12:15)
モッコウバラの生命力って強いんですねぇ〜。
ウチでも欲しいけど・・・ベランダじゃ無理だな(^^;;
by achami (2010-05-10 15:01)
モッコウバラで調べてみたら、トゲがないのですって…
なんか、素朴で良いな～♪
「幸せの黄色いハンカチ」は、待っている女の人に感情移入して見てしまいます。
きっと、男の人とは目線が違っているでしょうね。
by ほんのり (2010-05-10 18:59)
黄色いモッコウバラは、大好きな花です。
家にも欲しいけれど、場所がありませんので、ご近所を楽しんでいます。
by selybar (2010-05-12 23:26)