燃える哀しみ

週末は晴れて、いいお天気でした。
久しぶりにのんびりゆったりと、森を歩いてきました。

陽射しは少し痛いくらいでしたが…
風は冷たくて、やっぱりもう秋ですね。

手を出したら…火傷しそうな紅です。

見あげていると目が痛くなってきました。

青空に突き上げるような勢いなのに…

その葉は真っ赤に染まっています。

伸びあがろうとする枝が、
このまま枯れていくとはとても思えないのですが…

秋は冬への入り口です。

樹々は冬へと準備を急いでいるんでしょうか？

燃えるような鮮やかな紅も…
春までの眠りにつく生命の最後の彩りです。

山は駆け足で、燃え上がるような紅葉に染まります。

秋の森は、一年で一番美しく…
それだけに…一番切なく哀しい森でもあるんです。

今日も訪ねてくれてありがとうございます。

美しく燃え上がるあなた…
明日は、静かな実りを手に入れますように…
おやすみなさい

 

コメント 5

こんな素敵な秋晴れの日に出かけられないでおります。
かなりストレスが貯まってきています。
この燃えるような赤に・・・抱かれて、焼かれてみたいです。
焼き豚か？？　＾＾；　いえいえ、焼きりんご位かな？？　(´艸｀)ふっ！
by こぎん (2007-10-22 10:20) 

冬への入り口の季節は、とても好きな季節です。
こう見ると、秋のど真ん中ですね。赤が鮮やかなこと。
本当は、もう少し後の季節が好きですが。
by 春分 (2007-10-22 12:00) 

あれ～。群馬はもうこんなに紅葉ですか？
by いたちたち (2007-10-23 13:29) 

燃えているような赤ですね！
本物の美しい紅葉を見ると、気が狂うのではないかと心配になります＾＾
by ミヤ (2007-10-23 15:30) 

秋の日差しの下、高く澄んだ青空と紅葉の山がすべてを忘れそうになるくらい美しい一瞬です。
憧れの世界をありがとうございました。
by selybar (2007-10-23 22:23)